メガリジャパンからの
お知らせ

【開発日誌】ECUリマッピング作業

2011年10月28日(金)

(1)日本に到着した燃料タンクと燃料ポンプ

燃料ポンプ及び新しい燃料タンクが完成し、10月13日にセットになって日本に送られてきました。到着した燃料タンクは赤色でした。このタンクをメガリジャパンにある3台のMegelli250rに装着してテストすることになるのですが、テスト中は白車体に赤タンクになったり、黒車体に赤タンクになったりと、かなりカラーバランスが変な組み合わせになっています。
たまたま出来上がったこのECUテスト車のカラーリングは、お客様から「ほしい!」との要望が出そうにありませんね。(笑)

 以前、白車体に赤フレームなどの変則的な組み合わせを、デモでお客様にお見せしたことがあるのですが、これか意外と好評でその後も「その組み合わせを発売してほしい!」という要望が今でも飛び込んできます。 しかし、残念ながらこの組み合わせは英国メガリ社から、「待った!」がかかっていて、今のところ白車体にはガンメタ色のフレームのみの組み合わせとなります。(ご要望頂いた皆様、ゴメンなさい。)
こうやって新しい燃料ポンプと燃料タンクが揃って、ようやくECUリマッピングの作業に入れることになりました。

(2)ECUのリマッピング作業(10月17日よりスタート)

燃料タンク(燃料ポンプ)が届いた数日後、Delphi社からECUリマッピング作業のため、専門のエンジニアが来日。

これまでのECUは、海外でセッテイングしていたため、ガソリンの質、気温・湿度、昼夜の温度差などなど、なかなか日本の環境にベストマッチするマップを見つけるのが難しかったのですが、日本でのECUリマッピングはすぐに調整した結果が得られるため、さぞ素晴らしいセッテイングが出来上がるだろうと、調整する前からワクワクしてきます。
セッティングを開始したこの日は青空のいい天気で、私たちを祝福してくれているようでした。^^

しかーし、事態はそんな簡単には進みません。10月17日より作業は着手しましたが、最初はタンクの取り付けやら、エンジンの調整やらで、テストができるまでいろいろと調整やメンテナンスすることが多く、なかなかECUを調整する作業までたどり着きません。 ようやく最初のデータを取れたのが、10月19日です。
「こんなので、先行き大丈夫?」と不安に思うのでした...。(いささか焦る)

次の日からようやく本格的な作業を始めることができ、1台をリマッピングしてはテスト走行を開始しました。 1台目のマシンの走行テストを行っている間に2台目を別のセッテイングをしてテスト走行、3台目も...。
このように設定作業が進んでいくと、燃調と出力グラフがどんどん出力され、実際に乗ってみたインプレッション報告も上がってきます。

んーん、素晴らしい!
まだまだ、荒々しいマップですが、見る見る改善していくのがよくわかります。 また、新しい燃料ポンプを導入した結果、燃圧も上がっていて、その結果エンジンの回転も幾分安定しているようでした。

最初は出力グラフを見ながら燃料調整を行っています。
中間加速を受け持つ3速を中心に調整を行いますが、3000rpm~6000rpmの中間層がどんどん出力が上がっていきます。 このセッテイングのおかけで、格段に街乗りが楽になりました。
その後、トップエンド側のセッテイングを行っていきます。 最初10000rpmを超えてから、回るには回るものの、少しドロップするというか、回し切るのに時間がかかるというか、あまり爽快感がありません。
最大出力を変えずに、出力のドロップがなだらかになるようにセッテイングしていきます。実際にはリーン側に振っていくのですが、ある程度まで進めると、それ以上あまり効果が出てこない線が現れてきます。 リーン側への振り過ぎはエンジンにはよくないので、効果が十分に現れて、それでリッチになり過ぎない点で一旦設定を落ち着けます。

さて、この状態で直線が長く取れるクローズドコースでテストしてみます。
するとどうでしょう。最大出力は全く変わっていないのですが、トップエンドでの伸びが全く変わりました。 なんと言うかもっと回せそう!というか、まだ先がある?というか...。 最大出力を変えなくても加速性能がグンと上がりました。
実は、レース関連の協力企業(N-PLANレーシング様)にも今回のセッテイングにはアドバイザーとして参加して頂いていて、「これから先は圧縮比も見直したほうがパワーが出るでしょう」ということになり、Megelli250r FIのノーマルとしてはこれでフィックスすることになりました。 絶対的なパワーがあるマシンではありませんが、気持ち好さに磨きをかけることができたので、十分に満足しています。
この後、各ギアでのデータ取得を行い、10月27日をもってECUリマッピングの作業が終了しました。 関係頂いた皆様、大変有難うございます。

10月28日(このInformationをアップした日)は、福井県のサーキットで最終試験を行います。 変なカラーの組み合わせのMegelli250rを見かけたら、これが最終形のMegelli250日本仕様となります。 偶然目にした人はラッキーかもしれませんね。

株式会社メガリジャパン
広報事務局

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