車両に関する情報
改善サービス

改善項目 -2012年8月期改善サービス

交換対応(全車両対象:無料)

2-1 ブレーキホース干渉改善
リアブレーキホースのブラケット

Megelli250r日本仕様ではマフラーがスイングアームの下を通したことにより、ブレーキホースをタイラップでスイングアームに固定するワールドモデルの方法では、ブレーキホースとマフラーが干渉する可能性があるという事が発覚しました。

改善パーツ

ブレーキホース固定用のブラケットを用意し、ステップ付近とスイングアームの後部で固定することにより、マフラーの干渉とブレーキホースの自由度を確保しました。

2-2 ゴム部品の改良(材質改善)
バッテリーバンド  燃料フィルターラバー

当初装着されていたバッテリーバンドや燃料フィルターラバーはかなり耐久性が低く、1~2ヶ月でひび割れが発生することが発覚しました。

改善パーツ

ゴム製品の仕入先を変更し、合成ゴムの成分を耐候性の高いものに変更しました。

2-2 ゴム部品の改良(材質改善)
燃料ホース

車両の一部に耐油性の余り高くないホースが使われていた事が判明しました。

改善パーツ

今回の燃料サブタンク取り付けのために取り回しが変わるため、全ての車両の燃料ホースを交換します。

 

2-3 エンスト対策
  1. ブレーキング時のエンスト
    燃料ポンプのガソリン吸い口がガソリンタンクの最後部に設置されたため、強い減速を続けることでガソリンの偏りが発生し、エアを噛んでエンストすることが判明。
  2. 減速時(エンジン回転を下げたとき)のエンスト
    走行時、クラッチを切ってエンジン回転をアイドリング回転付近まで下げたとき、そのままエンストする場合がある。
  3. 80km/h~100km/h速度域のエンスト
    一部の車両で、バンクアングルセンサーの誤反応により、一定のうねりのある直線でエンストすることが判明。
ECU(IDLE1700・ROO10 2012.07)

(2)と(3)のエンストに関して、ECUのプログラムにて改善。

改善パーツ

アイドリング回転付近の燃調の変更と、バンクアングルセンサー反応のタイムカウントを変更しました。

燃料サブタンク

(1)の問題を改善。

改善パーツ

燃料タンクの下に燃料ポンプを囲むサブタンクを設置することにより、車両のGに関係なく燃料の吸入ができるように変更しました。

パルサーコイル

(2)の問題を改善。

改善パーツ

低速回転域のパルスを正確に取得するため、低速回転用のパルサーコイルを設置しました。

※(1)~(3)以外のご報告を受けているエンスト問題については現在調査・分析を進めております。

2-4 燃料警告灯の点灯時期改善
サーミスタのブラケット

当初より、ガス欠寸前まで燃料警告灯が点灯しない問題が発生。

改善パーツ

燃料サブタンクをつけた状態での警告灯点灯位置を最適化し、残量3.0~2.7Lの位置で点灯するように変更しました。
※このパーツは燃料サブタンクを装着することを前提としていますので、必ず燃料サブタンクを装着して下さい。

2-5 回線の不具合改善
回路改善配線キット

Megelli250r FI仕様の設計時のミスにより、ヘッドライトのヒューズもしくはバルブが切れて場合、セルモーターが回らなくなる不具合が発生。

改善パーツ

セルモーターリレーへの電源供給とヘッドライトの回路を完全に分離しました。

 

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