Megelli250r日本仕様ではマフラーがスイングアームの下を通したことにより、ブレーキホースをタイラップでスイングアームに固定するワールドモデルの方法では、ブレーキホースとマフラーが干渉する可能性があるという事が発覚しました。
ブレーキホース固定用のブラケットを用意し、ステップ付近とスイングアームの後部で固定することにより、マフラーの干渉とブレーキホースの自由度を確保しました。
当初装着されていたバッテリーバンドや燃料フィルターラバーはかなり耐久性が低く、1~2ヶ月でひび割れが発生することが発覚しました。
ゴム製品の仕入先を変更し、合成ゴムの成分を耐候性の高いものに変更しました。
車両の一部に耐油性の余り高くないホースが使われていた事が判明しました。
今回の燃料サブタンク取り付けのために取り回しが変わるため、全ての車両の燃料ホースを交換します。
(2)と(3)のエンストに関して、ECUのプログラムにて改善。
アイドリング回転付近の燃調の変更と、バンクアングルセンサー反応のタイムカウントを変更しました。
(1)の問題を改善。
燃料タンクの下に燃料ポンプを囲むサブタンクを設置することにより、車両のGに関係なく燃料の吸入ができるように変更しました。
(2)の問題を改善。
低速回転域のパルスを正確に取得するため、低速回転用のパルサーコイルを設置しました。
※(1)~(3)以外のご報告を受けているエンスト問題については現在調査・分析を進めております。